平成22年10月23日に「知ろう!語ろう!分かち合おう!小児の高次脳機能障害ワークショップ」を開催しました。
その際に、ご自分のお子さんに起っていることへの気づきの一歩として、アンケートをしました。
下記の内容に当てはまる症状、それが高次脳機能障害です。
みなさんのお子さんは大丈夫ですか?
(高次脳機能障害の主な症状) | |||||||
1) |
何度も繰り返さないと覚えられない、一度に一つしか覚えられないなど新しいことを 覚えにくい |
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2) | 与えられた指示が覚えられない | ||||||
3) | 言葉の理解が悪く、もう一度言ってと何度か言う | ||||||
4) | 会話についていけない、思い込みや勘違いが多い | ||||||
5) | 話がまわりくどく、考えを相手に伝えられない | ||||||
6) | 忘れ物が多い、忘れっぽい、今日の予定などすぐに忘れてしまう | ||||||
7) | 昨日のことを思い出せない | ||||||
8) | 作り話をする、うそをつく | ||||||
9) | ルールが分からなくて遊ぶことができない | ||||||
10) | 同年代のともだちと会話ができない | ||||||
11) | 早く、複雑な、多くの情報の理解が難しい | ||||||
12) | 時間内に課題を終えることができない | ||||||
13) | 質問に答えたり、動作などの反応が遅い | ||||||
14) | 文字を読むことや漢字を書くことが難しい | ||||||
15) | 言葉で指示された動作ができないなど聞いただけでは理解できない | ||||||
16) | 思っていることを話すとき、言葉がなかなかでてこなくて時間がかかる | ||||||
17) | 話の筋を言えない | ||||||
18) | 図形がわからない | ||||||
19) | 片側を見落とす | ||||||
20) | 見えているものが分からなかったり、知っている人の顔が見分けられない | ||||||
21) | 今まで使っていた道具の使い方が分からない | ||||||
22) | 見て、それを理解するまでに時間がかかる | ||||||
23) | 同時に2つ以上のこと見たり、したりすることが難しい | ||||||
24) | 場所や方向、道順が分からなくなる | ||||||
25) | ざわざわした場所で聞き取れない、勉強できない | ||||||
26) | 話しかけられて答えられない、質問に適さない答えをする | ||||||
27) | 話しかけられたときに聞いていないように見える | ||||||
28) | しゃべりすぎる、自分の意見ばかり言い張る | ||||||
29) | 探し物が苦手、見落としが目立つ、必要なものをなくす | ||||||
30) | 外からの刺激で容易に注意をそらされ、まとまりのある行動がとれない | ||||||
31) | 比喩や言葉の裏が読めず、相手の気持ちや場の雰囲気が読めない | ||||||
32) | すぐにあきらめてやめてしまう、又は疲れやすいなどで、物事を最後までやり遂げられない | ||||||
33) | 計画をたてて物事を進めることができず、見通しをたてられない | ||||||
34) | 時間の配分ができず、効率よく物事を進められない | ||||||
35) | 騒音や気を散らすものに対してイライラする | ||||||
36) | 欲求が抑えられない | ||||||
37) | 過度になれなれしかったり、見知らぬ人に歩みより、自分のことを話し始める | ||||||
38) | すぐに怒ったり、キレたり、泣いたりと情緒が不安定である | ||||||
39) | いつもと違う状況に混乱する | ||||||
40) | 柔軟に考え方や気持ちを切り替えることができない | ||||||
41) | 言い出したら聞かなかったり、物事へのこだわりがある | ||||||
42) | 疲れやすく、しばしば怠けているとみなされる | ||||||
43) | 物事を開始するのが遅く、促しを必要とする | ||||||
44) | 他人から引きこもり、社会との交わりを避ける傾向にある | ||||||
45) | 意欲がなくなり、無関心でぼんやりしている | ||||||
46) | 疲れたり不安になると幼稚な行動をとったり、年齢にそぐわない甘えや依存がある | ||||||
47) | 全て自分中心でないと気に入らない | ||||||
48) | 食事のマナーや衣服の乱れなどの外見に気を遣わない |